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泉山(2)参考までに

2018年の10月に、NHKのブラタモリで有田が取り上げられました。碧翠工房では、研究している対象が取り上げられるのは、とても嬉しく拝見しました。20日の泉山の放映について、ちょつと首を突っ込み(ブラタモリのその後)と題し、私なりの追加情報をと思います。タモリさんが、軟らかい土を触っている処がありましたが、あれは、磁器の粘土成分のセリサイトと言う鉱物でして、泉山採石場の母岩には、数本の亀裂が存在しており、その亀裂には粘土鉱物が、充満しています。泉山(1)で紹介した、古文書にも出て来る「ぎち土」であろうと思われます。泉山磁石場には、量として少ないですが存在しています。又、流紋岩を圧力鍋で煮る場面があったと思いますが、地下からの熱水により陶石に変化するのですが、その時の熱水温度は260~280℃と言われています。水は100℃で沸騰するはずですが・・・泉山採石場の母岩は、地上に噴出する事なく、固定化しているので、地下の熱水は出口が無いのです。地下からは、熱水の供給が続きますので、圧力が上昇して行きます。これが、圧力鍋を使われた理由だと、想像します。地元、有田の陶工で、専門は造るほうなので上手く説明出来てないと、思いますが参考になれば幸いです。画像は、亀裂の部分です。