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ハマについて

碧翠工房の仕事場で、ロクロで作品を造っていたら土が余りましたので、昨日の独り言で、川にあるハマの話をした事を思い出し、現在のハマと造り方などを説明します。左が、ロクロで造った共ハマ(焼き物と同じ陶土で造る)です。ろくろの基本を学ぶために、ずい分と、造りました。その訳は、土の量を手の感覚で、覚える。(お鮨を握る人が分量を感で量るのと同様に)そうする事により、湯呑や

茶碗を、ほぼ同じ大きさと厚さで造れ、削りもどこをどの位削れば良いかが、解ります。そして出来たものを、切り離す糸切りも上手くなり、仕事が早くなる。磁器の場合は、高台の中心を取り、そこに指を押し当てて動かないようにして削って行きます。(写真の真ん中の凹み部分)これが、慣れないと上手くいきません。基本中の基本ですので、しっかり身に付けます。以上の3点を目を閉じても出来るようになったら、作品造りに進めます。あっ!あと1つ、ハマは、上質の陶土で造る必要がなく、作品の削りカスで十分なので、水で陶土に戻し、土捏ねの練習もして行きます。昔は、一度使用したら、廃棄処分するものでした。

ハマは、大きく別けて共ハマ(作品と同様の陶土なので、収縮を同時にし歪みが出ない)と、万年ハマ(焼成してあり、何度も利用する)が、あります。近年は、コーヒーカップなど取っ手があるものには、斜ハマを使用しています。造り方としてロクロ成形と叩きがあります。参考までに、窯場の裏話です。